インプラント・入れ歯

  • 2024.04.20

下の奥歯が破折し抜歯になった部位にインプラント治療を行なった症例

  • Before

    下の奥歯が破折し抜歯になった部位にインプラント治療を行なった症例

    手術直前

    下の奥歯が破折し抜歯になった部位にインプラント治療を行なった症例

    初診時 右下臼歯部

    下の奥歯が破折し抜歯になった部位にインプラント治療を行なった症例

    初診時 下顎咬合面

  • After

    下の奥歯が破折し抜歯になった部位にインプラント治療を行なった症例

    治療後

    下の奥歯が破折し抜歯になった部位にインプラント治療を行なった症例

    治療後 

    下の奥歯が破折し抜歯になった部位にインプラント治療を行なった症例

    治療後 下顎咬合面

  • Before

    • 下の奥歯が破折し抜歯になった部位にインプラント治療を行なった症例
    • 下の奥歯が破折し抜歯になった部位にインプラント治療を行なった症例
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    • 下の奥歯が破折し抜歯になった部位にインプラント治療を行なった症例

  • After

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    • 下の奥歯が破折し抜歯になった部位にインプラント治療を行なった症例
    • 下の奥歯が破折し抜歯になった部位にインプラント治療を行なった症例
    • 下の奥歯が破折し抜歯になった部位にインプラント治療を行なった症例

患者 50代女性
主訴・ニーズ 両側の奥歯が噛んだ時に痛い
診断名・症状 下顎右側第2大臼歯 歯根破折
抜歯部位 下顎右側第1および第2大臼歯
治療内容・治療費(自費診療) 抜歯(保険治療) インプラント治療 検査料27,500円 基本料金385,000円×2 サージカルガイド55,000円  プロビジョナル(仮歯)33,000円×2  全て税込
治療費総額 自費治療費総額918,500円(税込)
治療期間 半年
来院頻度 週1回程度
リスク・副作用 メインテナンス不良によりインプラント周囲炎を発症する可能性がある。 上部構造(ジルコニアセラミック)やインプラント体の破折が起こることがある。

今回ご紹介するのは、歯根破折により抜歯になった下顎の臼歯部にインプラント治療を行なった症例です。

この症例の患者様は50代の女性で両側の奥歯が噛んだ時に痛むということで当院に来院されました。

治療前の状態。銀歯が装着しれていました。

銀歯を除去し、さらにその中の土台を除去し確認した際の口腔内写真。歯周ポケットを測る器具が7mmであり、同部位にヒビを認めた。

歯根破折と診断し抜歯を行いました。患者様は、インプラント治療を希望されました。

手術前の右下臼歯部の口腔内写真。

 

切開し、インプラントを埋入した。初期固定が十分あったので、ヒーリングアバットメント(仮の土台)を装着できたため、1回の手術で終えることができた。

2ヶ月の治癒期間を待ち、大きな問題がないことを確認し仮歯を装着し、1ヶ月の経過観察を行なった。

仮歯の期間においても大きな問題を生じなかったため、最終上部構造(ジルコニアセラミック)をスクリュー固定式で装着した。

現在治療後約2年弱ではあるが、その後も大きな問題なく経過している。

この症例では、抜歯して粘膜の治癒を待ってからインプラント治療を行いました。インプラント関連の手術は1回で終えることができ、手術後も大きな問題はありませんでした。

大臼歯を2歯失ってしまうと、保険治療では、部分入れ歯での対応になってしまいます。この患者さんは咬合力た強い傾向にあるため、部分入れ歯では、粘膜に食い込んでしまい、強い痛みが出てしまうことがあります。

そのため、インプラントで欠損部を補綴することで生活の質が向上します。