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  • 2025.07.31

研鑽の旅|日本臨床歯周病学会とインプラント講習会に参加して

研鑽の旅|日本臨床歯周病学会とインプラント講習会に参加して

皆様こんにちは。まこと歯科・矯正歯科の院長を務めております木村誠です。

今日は、日本臨床歯周病学会(2025年7月26日)とインプラントの講習会(2025年7月27日)への参加についてご報告します。

今年の日本臨床歯周病学会の年次大会は、広島県の「広島国際会議場」で開催されました。

広島を訪れるのは約10年ぶりで、久しぶりに降り立った広島駅はすっかり新しく生まれ変わっておりました。

会場へ向かう途中、誤って反対方向の電車に乗ってしまい、慌てて引き返していたところ、偶然にも大学時代の同級生(広島出身)にばったり再会。そのまま会場まで案内してもらうことになり、思いがけず懐かしい再会と助けに恵まれた一日となりました。

原爆ドーム前で、手を合わせ平和を祈願してまいりました。

さて今年のテーマは、『重度歯周炎への挑戦』でした。

当院では、重度歯周炎の患者様の治療にも積極的に取り組んでおりますので、今回のテーマは非常に興味深いものでした。
日本を代表する臨床医の先生方による講演を聴くことができ、明日からの診療にすぐに活かせる内容ばかりでした。

また今回は、私が所属している勉強会の先生も発表される予定であったこともあり、とても楽しく、そして大変勉強になる一日となりました。

もちろん昼食には、広島名物のお好み焼きをいただきました。やはり本場で食べるお好み焼きは格別で、とても美味しかったです。

今回は、臨床歯周病学会には土曜日のみの参加となりました。というのも、日曜日には東京でインプラントの講習会が予定されていたため、学会終了後そのまま広島から東京へ移動しました。

インプラントの講習会の前に朝の銀座を散歩しました。静かな銀座の朝は、最高でした。

その後インプラントの勉強会の会場に到着しました。

午前中は、北海道大学の先生による講義を受けました。
テーマは「ビスフォスフォネート製剤を服用している患者様へのインプラント治療の注意点」です。

ビスフォスフォネート製剤は、骨粗しょう症などで使われ、骨折を予防できるとても良いお薬です。
しかし、歯科治療においては注意が必要なお薬でもあります。特に抜歯のような外科処置では、まれに骨が治りにくくなることがあるため、インプラント治療でも同様の注意が必要です。
そのため、常に最新の情報を学びながら、安全な治療を心がけることが大切です。
また、大きな骨造成手術(例:サイナスリフト)が必要ない場合には、インプラント治療が可能なケースもあります。

このほか、インプラントの基礎知識についても学びました。
ボーンレベルインプラントとティッシュレベルインプラントの違い、インプラントの形や表面の加工方法など、それぞれのメーカーの特徴を理解することで、患者様のお身体にやさしく、長く持つ治療につなげることができます。

さらに、インプラントを支えとして使う部分入れ歯についても学びました。
複数の歯を失った場合、すべてをインプラントで固定式にすると費用が高額になることがあります。
そのような場合、部分入れ歯とインプラントを組み合わせることで、入れ歯の不快感や痛みを減らすことができ、特に奥歯がないケース(遊離端欠損)で効果を発揮します。

※切開・剥離・縫合の実習時の写真

午後からは、インプラント治療に必要な外科の基本技術「切開・剥離・縫合」について、神奈川歯科大学の先生の実習と講義を受けました。
切開(歯ぐきを開く)、剥離(骨を露出させる)、縫合(傷口を縫う)は、インプラント手術の土台となる技術です。
手術が複雑になるほど、こうした基本技術の正確さが成功の鍵となります。
実際の手術動画を交えた解説のあと、縫合の実習も行い、大変充実した学びとなりました。

歯周病やインプラント治療は、日々進化しています。そのため、常に研鑽を重ねることが必要です。
また、新しい技術を学ぶだけでなく、つい忘れがちな基本手技を見直すことも非常に重要だと考えています。

当院では、重度歯周病の治療やインプラント治療を得意としております。
歯周病でお悩みの方(歯がグラグラして噛めない、痛みがある、歯ぐきの腫れが引かない など)、また歯を失ったまま放置している方は、ぜひお気軽に当院へご相談ください。

まこと歯科・矯正歯科

福岡市東区香椎駅前2丁目12−54

電話番号092−692−2963